【初心者の方も安心】ヴィジュアル系のライブマナー
こんにちは!サツキです🌙
ヴィジュアル系のライブってどんな雰囲気なんだろう・・・
マナーやルールって何があるの??
そんな様々な不安や疑問を抱くバンギャル初心者の方に、バンギャル歴10年以上の私が現場で得た知識をお伝えしていこうと思います。
そもそも私自身、ライブには多いときで月に4回以上行くこともあり、遠征もよくしています。ライブが生きがいな20代のしがない会社員です(笑)
なんでもそうですが「初めて」ってやはり緊張しますよね💦
しかし、安心してください!
しっかりとマナーやルールを頭に入れておけば何も怖くありません。
ここで一緒に予習していきましょう!!
服装・持ち物
服装
自分が動きやすいものであれば何でもOKです。
Tシャツにジーパンというラフな格好の人もいれば、ワンピースやスカートの人もいるので皆さん多種多様です。バンドグッズのTシャツを着ている人もよく見かけます。
靴
厚底やヒールはやめておきましょう。
踏まれたらかなり痛いですし何より自分自身も危ないです。バレエシューズやスニーカー、ルームシューズなど履いている人が多いです。
ちなみに、私がよく履いている靴です。
持ち物
大きい荷物などの持ち込みはNGです。
事前に駅やライブハウスのロッカーに預けるなりしておきましょう。
ライブ用の小さいポシェットなどがあれば最適です。
入場・交渉
まず、ライブハウスはオールスタンディング制が多く、チケットに記載されている整理番号順に入場します。
スタッフの方が順番に番号を呼んでいくので、ドリンク代( 500円~700円 )を用意して待ちます。そして受付でチケットを見せ、ドリンク代を渡します。
※ 複数バンドが出演する対バン形式のライブでは受付時に目当てのバンドを伝えます。
いざ入場してフロアに行き、自分が見たい場所を確保します。
基本的にステージに近づけば近づくほど激しく暴れる人が多いため、慣れるまでは真ん中から後ろのほうで見ることをオススメします。
ライブに行くのにも慣れてきて、もう少し前で見たいという場合は「交渉」という方法があります。遅い番号で入場してもこの交渉という行為をすれば前で見れる確率がグンと上がります。例えば、2列目で見たい場合、元々そこにいる人に声を掛けます。
ex.
「〇〇(自分の目当てのバンド)の時、変わってもらうことできますか?」
「△△(自分の目当てのバンド)ってここで見られますか?」
などなど。
もし変わってもらえるのであれば、目当てのバンドが出る前に交渉した場所に行き交換してもらいます。終わった後は、交換してもらった人が戻ってくるまで待ち、お礼を言ってその場を移動します。
また、一番前(最前)で見たい場合の交渉は、「仕切り」という人にします。
仕切りとは、最前を管理している人のことです。
各バンドに仕切りがいるので目当てのバンドの仕切りの人に声を掛けます。
※ 中には仕切り禁止のバンドもあるため、その場合は個人交渉をするか、他のバンドの仕切りの人に声を掛けます。基本的に最前交渉は列が出来ているので、誰が仕切りなのかはすぐにわかると思います。
ex.
「下1( 読み:しもいち )空いてますか?」
「上2( 読み:かみに )空いてますか?」
などなど。
この下1や上2は、フロア側からステージを見たときにセンターを0として、左側に1ずれた場所、右側に2ずれた場所のことを言います。最前交渉が成立したら、整理番号と名前(ニックネーム可)を仕切りに伝え目当てのバンドが出るまで待ちます。
最前は争奪戦のため、早い番号のチケットで入場してすぐに交渉しておく必要があります。このあたりのやり取りは少し上級者向けなので、こういうやり取りが前方では行われているんだな~程度に思ってもらって構いません。
交渉について詳しく述べている記事もありますので、参考にどうぞ。
また、バンギャルは自分のテリトリーを大事にしているため、自分がここで見ると決めた場所から動いてはなりません。
例えば、のちに説明するモッシュや逆ダイなどフロアが乱れる行為のあとは、素早く自分が元居た場所に戻らなくてはなりません。
※ 割り込み行為と思われてしまうため
振り付け・暴れ方
ヘドバン(ヘッドバンキング)
頭を八の字や上下、円を描くように振り回すこと
折りたたみ
腰から上を前方に倒すこと
早いお辞儀のようなもの
モッシュ
フロア内をリズムよく左右・上下に動くこと
サークルモッシュというフロア全体を使って円を描くように回ることもある
逆ダイ
一番前の人が布団を干すような形で柵に体を預け
それめがけて2列目以降の人が前に向かって飛びつくこと
咲き
両手を上げること
顔文字でいうとこのような感じ \(≧▽≦)/
また上記以外にもバンドによっては、細かい振り付けなどもあるので事前にチェックしておくと安心です。SNSなどで振付動画などアップしているバンドもあるので予習しておきましょう。
もちろん初めからすべて完璧にするのは難しいので、見よう見まねでも何も問題ありません。むしろ何もせず棒立ちになることだけは避けましょう。
まとめ
バンギャル初心者の方でも安心してライブに行けるように、基礎中の基礎からお伝えしてきましたがいかがだったでしょうか。
ライブハウスは、生で音楽を感じられるだけではなく、応援しているバンドを近くで見ることが出来る特別な場所です。また全力で暴れたり体を動かすことによってストレス発散にもなります。とても素敵な空間です。
皆さんもぜひマナーやルールを守りながら一緒に楽しみましょう!